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ワタリポ(ワタクシ的リポジトリ)
狂乱列車をもう一日はダメ、ゼッタイ
阿部 潤也
26/6/19
東京歯科大学
JPCOAR作業部会のメンバーにお仕事紹介をしていただきながら、個人のリポジトリ的なことがらも語っていただく連載企画「ワタリポ(ワタクシ的リポジトリ)」。 今回はJPCOAR運営委員会委員の阿部潤也さんにご執筆いただきました。
Judas Priest、Deep Purple、Michael Schenker Group
これらは高市早苗首相が好きだと公言しているヘヴィメタルバンドです。
ヘヴィメタルはジャズやポップスと同様に音楽のいちジャンルで、ロック(岩)からハードロック(硬い岩)と進化して、さらに音楽性を激しく、そして重くしたのがヘヴィメタル(重金属)です。ヘヴィメタルは略してヘヴィメタ、あるいはメタルと呼ぶことが一般的ですが、そこから派生したスラッシュメタル、デスメタル。さらには地域による音楽性の違いを現わしているLAメタル、NWOBHM(New Wave Of British Heavy Metal)等もあり、それらの音楽をジャンル分けすること自体に無理が生じるほど多様化していることがうかがわれます。
今回のワタリポでは筆者が愛聴する3組のヘヴィメタルアーティスト、バンド、ユニットを紹介したいと思います。万人受けするものではないので決してオススメはしません(笑。
まず、はじめはOzzy Osbourne。1960年代から活躍するヴォーカリストでメタルの帝王と呼ばれています。ファーストソロアルバム収録のオープニングナンバーであるCrazy Trainが今でもファンから一番愛されているのは周知の事実です。晩年はパーキンソン病を患い闘病していたものの、2025年7月5日に4万人以上を集めたチャリティコンサート「Back To The Beginning」では玉座に座りながらも、これまでと変わらぬ歌唱パフォーマンスを披露していたことから、さらなる音楽活動を期待していたファンも多く、私自身もそれを疑いませんでした。ですが、その17日後に亡くなるという、まさに帝王らしい生き様を見せてくれました。

高校生の時のバイト代で形として残っているのは運転免許証と、このOrville LPC-75
次に紹介するのはDream Theater。冒頭にメタルのジャンルをいくつか紹介しましたが、そのまたひとつにプログレッシブメタルがあります。変拍子を多用する変態的でありながらもメタル然とした重々しく、激しい音楽を高度な技術で演奏し、独自のジャンルに昇華させた第一人者的なバンドです。先述のOzzy Osbourneを聴き始めたきっかけは忘れてしまいましたが、Dream Theaterは高校の同級生であるYくんが勧めてくれたのは今でも鮮明に覚えています。彼らは音楽大学出身のエリート音楽家で、激しくもインテリジェンスな作風が魅力的なバンドです。

90年代、円高のおかげで手に入れられたFenderアメビン62ストラト
最後に紹介するのはBaby Metal。アルバムがビルボードランキング9位になった実績はもちろん、海外に日本人によるメタル文化をアピールした功績ははかり知れません。彼女たちの歌唱とダンスパフォーマンスはもちろんのこと、神バンドと呼ばれるバックバンドの確かな演奏力、アイドルとヘヴィメタルを融合させたこのプロジェクトを成功へと導いたプロデューサーの慧眼と力量には感服するしかありません。真面目にふざけているところに筆者は惹かれたわけですが、そういう意味でのお気に入りは1stアルバムで、名盤中の名盤と個人認定しています。ヘヴィメタルも演者、聴衆ともに少子高齢化が加速度的に進んでいるわけですが、そこに風穴を空けたことも貢献としては多大だと思います。

コロナ禍中に血迷ってDIYで全塗装(一年以上かかりました)したIbanez RX
最後に少しだけ真面目な話を。
日本全体、そしてどの業界も決して元気があるとは言えない今日このごろなわけですが、音楽業界もCDが100万枚、200万枚、売れたような時代を経て、昨今ではサブスク(ここでは月額制音楽サービスのことで、図書館業界における年間購読ではありません(笑。)全盛になり、非常に厳しい状況にあることはみなさんもご存知かと思います。しかしながら、現在はどのバンドも、アルバムをリリースしようが、そうでなかろうが積極的にライブ活動を行い、モノからコトへとビジネスをシフトしています。どの業界でも変革が求められている現状に甘んじず、元気になるにはどうしたら良いか、業界を盛り上げるにはどうしたら良いかを考え続けることが求められているのです。図書館業界が元気になるには、その元気を大学に、そして社会に還元していくにはどうしたら良いかを一緒に考え、実現していくきっかけが得られるJPCOARであって欲しいものです。私自身は運営委員として、またコミュニティ活性化部会の一員として活動しており、新たな知識・知見を得られたのはもちろん、多くの方と知り合うことが出来ました。活動に興味のある方は是非「中の人」としてご一緒できたらうれしいです。



