
Report
インドで名前のことを考えた : 3rd Global Summit on Diamond Open Access
菊谷 智史
26/6/11
大阪大学
JPCOAR国際連携対応タスクフォースの一員として、2026年2月2日~6日にインド・ベンガルールで開催された3rd Global Summit on Diamond Open Accessに参加しました。
会議の概要
Global Summit on Diamond Open Accessはユネスコや国際的なオープンアクセス(OA)推進団体などが共同で主催している年次イベントで、ダイヤモンドOAのステークホルダーが世界中から集まり、ダイヤモンドOAの推進について議論する国際会議です。研究者やライブラリアン、ジャーナル編集者、インフラのプロバイダー、政策立案者など様々な形でダイヤモンドOAに関わる人が参加しています。 2023年に初めて開催され、第1回はメキシコのトルーカ、翌年の第2回は南アフリカのケープタウンで開かれました。第3回となる本会議はインドのベンガルールで開催され、テーマは「Collaboration for Equitable Digital Infrastructures and Knowledge Commons in Agriculture and Broader Scientific Research Systems」(農業およびより広範な科学研究システムにおける、公平なデジタル基盤と知識コモンズのための協働)でした。会議では、ダイヤモンドOAに関する様々なトピックについて講演やワークショップ、ポスターセッションが行われました。

会場のメインステージ
ダイヤモンドOAの意味と意義
ダイヤモンドOAは様々に定義されていますが、一般的には「著者にも読者にも費用がかからないOA学術出版モデル」と認識されています。その意義は、公共財として学術的知識を流通させることです[1]。第2回のサミットで発出された『ダイヤモンドオープンアクセスに関するトルカ/ケープタウン宣言』においても「知識の共有は基本的人権に属する」ことや「学術的知識は公共財であらねばならない」ことが謳われています(JPCOAR運営委員長の杉田茂樹による和訳が坂本(2025)に収録されています[2])。読者にも著者にも費用を課さないOAモデルのため、UNESCO Recommendation on Open Science [3]でオープンサイエンスの基本的な価値とされている公平性や多様性、包摂性等の実現に寄与すると考えられます。同時に、学術コミュニケーションの主導権を商業出版者から研究コミュニティに取り戻すことで、APC問題等の解決策になるかもしれない、という魅力的なモデルです。しかし、多くの課題を抱えたモデルでもあり、会議でも盛んに議論されていました。
各国のダイヤモンドOAの状況
会議では様々な国の参加者からの報告があり、ダイヤモンドOAの取り組みとともに、直面する課題も語られました。
・インドネシア インドネシアはダイヤモンドOAジャーナル大国です。DOAJにインデックスされているジャーナル数は世界一で、DOAJのジャーナル数の約11.5%を占めているとのことです[4]。 インドネシアのジャーナル運営支援等を行うボランティア協会であるRelawan Jurnal Indonesia のArbain Arbain氏によると、2012年にインドネシア政府が学部生や院生に論文出版を義務化し、論文出版が卒業や学位取得の要件となったそうです。そのため、各大学が学部単位で独自のジャーナルを刊行し始め、2014年頃からジャーナルの出版数が急激に増えたとのことです。その結果、ジャーナルの質の管理に問題が出てきたそうで、インドネシア政府はARJUNA(National Journal Accreditation)というジャーナル認定システムを作ったり、ジャーナルや研究者、研究機関のインデックスシステムSINTA(Science and Technology Index)[5]を構築し、ジャーナルを品質、プロセス、運営体制などにより6段階に格付したりすることにより対応したとのことです。SINTA上のジャーナルのスコアが大学の評価や資金提供と結びつくため、質の高いジャーナルを運営するインセンティブになります。 しかし、このようにダイヤモンドOAを積極的に推進しているインドネシアで、DOAJのダイヤモンドOAジャーナル登録数が2024年に比べて2026年現在は減少しているそうです。Arbain氏は「減少の理由はわからないが、何かしら問題があるからである」とおっしゃっていました。
・フランス フランスの高等教育・研究省でNational Open Science Coordinatorを務めるMarin Dacos氏は、フランスの研究者の論文の13%のみしかダイヤモンドOAジャーナルに掲載されていないこと、また、医学や工学等の分野において極端にその数が少ないことを指摘した上で、「あらゆる分野の研究者が、ダイヤモンドOAを選択できる」環境を整えること、そしてダイヤモンドOAを「一流の出版の場(First-class publication venue)」とすることを目指すと熱意を語られていました。
・アルゼンチン Global Young AcademyのLuciana Balboa氏は、アルゼンチンで起こったScienticide(科学の殺害)について言及しました。アルゼンチンでは2023年12月にミレイ政権が発足し、国内のインフレ等への対応のため、科学に対する予算削減が行われました。その影響もあり、最低限の運営費すら維持できず、APCを導入せざるを得ないダイヤモンドOAジャーナルも出てきているとのことでした。この例は、ダイヤモンドOAジャーナルが国の政策等の外的要因に左右されやすいという不安定さを表しているかと思います。

ポスター発表
課題1: 資金
アルゼンチンの例もそうですが、著者からも読者からも費用を取らないダイヤモンドOAの大きな課題の1つとして運営資金の確保があります。ダイヤモンドOAジャーナルは研究機関や国の研究助成機関からの資金で賄われることが多く[6]、その資金が打ち切られるとたちまち運営が立ち行かなくなります。 国からの公的な資金提供に加えて、新たな資金調達メカニズムとして紹介されていたのが、コンソーシアム型資金モデルです。具体的にはドイツの国立科学技術図書館(TIB)が開発したKOALA [7]や英国のOpen Journals Collective [8]などです。KOALA は、Subscribe to Open(S2O)に近いモデルで、資金を募りたいダイヤモンドOAジャーナルを募集し、分野等でいくつかのジャーナルをまとめバンドルを作成します。その後、バンドル単位で出版に必要な3年間分の費用を算出し、支援を希望する図書館等からその額を集める、という仕組みです。 また、ダイヤモンドOAのインフラはオープンで誰でも利用可能なものが多いですが、利用者が増えるほど、フリーライダー問題が大きくなります。この問題への対応として、SCOSS [9]という連合の活動が紹介されていました。The Global Sustainability Coalition for Open Science Servicesの略で、国際的に資金を集め、オープンサイエンスに不可欠な非営利のサービスに投資する仕組みを提供しています。2017年の設立以来、750万ユーロ以上が集められ、DOAJ等のサービスが支援されてきました。
課題2: 責任ある研究評価ポリシー
ダイヤモンドOAの成功の前提として、研究評価改革の必要性について様々なセッションで議論されていました。ダイヤモンドOA誌が存在していても、研究者が商業誌に投稿することを選択するならば、論文はペイウォールの向こう側に居続ける、もしくは、高額なAPCを払い続けないといけないわけです。 これからのダイヤモンドOAの発展を担う若手研究者にフィーチャーしたセッションがありました。そこでは、まだ評価される側である若手研究者には現行の研究評価システムであるジャーナルの名声やインパクトファクターを無視することはできず、研究コミュニティのためにダイヤモンドOAジャーナルに投稿することが自身のキャリアのリスクになってしまう、という難しい現状が共有されました。この問題に対し、多様な研究活動を正当に評価するようなシステムに評価制度を改革する必要性が訴えられました。 研究評価改革の推進に関する国際的な取り組みとして、CoARA(Coalition for Advancing Research Assessment)[10]やDORA(The Declaration on Research Assessment)[11]が紹介され、研究評価においては、インパクトファクター等のジャーナル単位の指標や研究機関ランキングを使用しないこと、研究に対する多様な貢献を認識すること、また研究の質的な評価を行うこと等の重要性が強調されました。また、ラテンアメリカでは知識生産システムや研究評価実践の変革に関する「ボゴタ宣言」[12]が2025年に発出され、商業的な指標に代えて、社会的価値に基づく基準を採用することなどが書かれていることが紹介されました。 研究評価のセッション中、現行の評価制度がファストフードに例えられる場面がありました。論文数やインパクトファクター等に頼ることのデメリットを強調するために使用される表現ではありますが、数字を並べるだけで評価できるので、労力がかからないというメリットもあります。現行の制度を変えて、具体的にどのような方法で評価するのか、というのは難しい問題かと思いますが、CoARAのChairを務めるHenk Kummeling氏は、採用や昇任の際に「3つ重要な研究成果を選ばせて、プレゼンしてもらえばよい」とおっしゃっていたことが印象に残っています。
課題3: スタンダードとキャパシティビルディング
ダイヤモンドOAジャーナルが研究者にとって魅力的な投稿先となるためには、ジャーナルの質が一定水準を満たしていることも重要です。そのため、各地域で、ジャーナルのスタンダード(満たすべき要件)を定めたり、編集者や査読者等を教育(キャパシティビルディング)したりすることにより、ジャーナルの質を高める取り組みがなされています。 イベロアメリカの学術雑誌情報を収集・提供するLatindex [13]がワークショップや教育資料、コンサル等の提供を行っていたり、アフリカのAfrican Journals Online(AJOL)[14]がJournal Publishing Practices and Standards(JPPS)と呼ばれる、ジャーナルの質を評価する基準を作成したりしています。 ヨーロッパでは、European Diamond Capacity Hub(EDCH)[15]という、ダイヤモンドOAに関わる人のキャパシティビルディングを担う組織が、ダイヤモンドOAの6つの基準というスタンダードを作成したり、編集者や査読者を訓練するためのトレーニングプラットフォームを提供したりしています。次はそれを世界に広めていくことが課題であると考えており、作成したスタンダードや教材などを他の地域でも、ぜひ翻訳してコピーして欲しいとのことでした。

2日目の夜に行われたインド古典舞踊のパフォーマンス
「C3オープンアクセス」
会期中で最も参加者が熱心に聞き入っていた(と私が感じた)のはトロント大学のLeslie Chan氏の「Will “Diamond” Open Access redress global knowledge inequity? : power, visibility, and the politics of naming」と題の付いた、ダイヤモンドOAを批判的な観点から見た発表でした。 Chan氏は、ダイヤモンドOAが本当に公平性を実現するために推進されるのか、既存の権力構造が維持された技術的な出版改革として扱われるのか、と問いを投げかけ、技術的な改善が権力構造の改革から目を逸らす要因になると指摘しました。 たとえば、研究成果の可視性が低いのでそれを改善すべきだという議論は、構造的な問題に対する技術的な解決に過ぎません。DOIのような一見中立に見える技術的インフラでさえ、それを利用できるかが学術的価値を持つ対象として認識される条件となってしまうため、ガバナンス(誰が基準を設定するのか)の道具となってしまう可能性があるということです。実際に、APCを徴収し始めたラテンアメリカのジャーナルの中には、その理由として「DOIの支払い」を挙げていることもあるとのことです[16]。ただし、永続的識別子そのものを否定しているのではなく、DOIが唯一の選択肢ではないこと、ARK(Archival Resource Key)[17]のようなコミュニティ主導の識別子も存在することを強調されていました。 続いてChan氏は「C3オープンアクセス」という概念を提唱し、ダイヤモンドOAの本質を抽出しました。この概念は以下の3つの要素からなります。(正確ではない可能性がありますので、詳細は元の発表[18]をご覧ください) ・Community-governed: 知識を生み出し、利用する人に意思決定権がある ・Commons-based: 知識生産が公共インフラによって支えられ、市場的な商品として扱われない ・Care-centered: 知識生産は人間関係や相互性、地域的文脈に即した良質な研究を重視し、スピードや量、外部から押し付けられた基準への適合を優先しない。
最後にChan氏は、ラテンアメリカでは無償でコミュニティベースのオープンアクセスを実践してきたことに触れ、ダイヤモンドOAがそこで積み重ねられてきた歴史を上書きしてしまわないようにするにはどうしたらよいか、とオーディエンスに問いかけました。その上で、公平性の解決はこのモデルを新しい名前(ダイヤモンドOA)で言い換えることではなく、権力構造を転換すること、出版労働やインフラに対する持続的な資金を再配分すること、何が重要かを決める権限を再配分すること、そして書誌多様性と多様な知が正当に認められることを中核的な成果として育て守ることである、と主張しました。
ベンガルールロードマップ
会議の最終日には、会議の成果物であるベンガルールロードマップの草案が示されました。ロードマップの位置づけは、1年目のトルーカで示された方向性と2年目のケープタウンで出された宣言を受けて、より具体的な行動を示すものとのことでした。また、Living document(生きた文書)として、固定的なものではなく、今後も状況に合わせて変わっていく性質を持つとのことです。 本会議のそれぞれのセッションで議論された内容を盛り込んで作成する予定とのことで、最終日に示された草案は、会議中に出された意見等をまとめた形のものでした。(最終版は、5月に「Bengaluru Roadmap and Action Plan on Diamond Open Access」というタイトルで公開されました[19]。6つのAction area(行動領域)が定められ、それぞれの領域で取り組むべきこと、達成すべきこと等が示されています。) また、次回はインドネシア・バリで開催されることも発表されました。

次回の開催地はインドネシアであることが発表された
ダイヤモンドOAと日本
会議中、「Collective Responsibility」(集団的責任)という言葉が何度か強調されていました。費用を徴収しないダイヤモンドOAモデルを持続させるためには、すべてのステークホルダーがダイヤモンドOAに何かしらの形で貢献する必要がある、ということだと理解しています。 上述のヨーロッパのEDCHが採用するダイヤモンドOAジャーナルの定義には、「Open to all authors」(すべての著者に開かれている)が含まれており、著者の所属等に関わらず誰でも投稿できること、としています。そのように開かれたダイヤモンドOAを利用するだけでは、フリーライドとなり、持続可能性を脅かすことにもなりかねないので、やはりこのモデルの成功には関わる人々の貢献が大事になってきます。日本ももちろん例外ではなく、このダイヤモンドOAの国際的な潮流は無視できないと考えます。 貢献方法としては、資金提供やダイヤモンドOAジャーナルの運営、査読への貢献等、様々な形があるかと思います。また、そのような貢献を評価する制度も必要であると思います。 日本の大学図書館には、ダイヤモンドOAに近いメディアである紀要を機関リポジトリで発信しているという背景があります。図書館職員のダイヤモンドOAへの貢献としては、それを一歩進め、紀要出版の高度化や効率化をサポートすることが考えられます。EDCH等で作成されたジャーナル出版に関する各種資料を翻訳して日本の紀要編集者に提供することや、ジャーナル出版プラットフォームを提供すること等、具体的に着手できることは色々とありそうです。(もちろん、日本の紀要の状況や文化は分野等により様々であるため、各紀要のニーズを把握することは大前提になるかと思います。)
まとめ: SatoshiとSantosh
単身で乗り込んだ人生初のインド、会場に着くなり、気さくに声をかけてくれた一人のインド人がいた。 「Santoshだ。よろしく。」 「Satoshiです。よろしく。」 「!!?名前似てるね!!」
一気に仲良くなりました。 それがきっかけで色々と話を聞くと、彼はインドの大学のライブラリアンで、「Open Interview」[20]というブログを運営し、OAに関わる世界中の人々をインタビューした記事を掲載しているそうで、精力的にOAに関する活動をしていることが分かりました。尊敬すると同時に、そのようなライブラリアンがインドにもいるんだなあ、と少し嬉しくなりました。日本に帰国してからも連絡を取り合っています。
Chan氏が指摘するように、大事なのは、ラテンアメリカ等の研究コミュニティが育ててきたジャーナル出版モデルを、ダイヤモンドOAという名前でリブランドすることではなく、その意義や本質を守り、育てていくことです。ただ、名前は重要ではないにせよ、Santoshとの出会いのように、名前がきっかけになることはあるかもしれません。 今、確実に歴史を刻んできたモデルが、ダイヤモンドOAという名前を与えられて再注目されています。この機会を捉え、研究コミュニティがこのモデルの本質を見失うことなく、しっかりと守り、育て上げられれば、本当の意味で学術コミュニケーションを変革できるものになるかもしれない、そんな気がしました。 ※ちなみに、Santoshはインドでポピュラーな名前とのことで、インドの方には名前をすぐに覚えてもらえました。名前を考えてくれたおばあちゃんに感謝。

Santoshには「満足」「幸せ」という意味があるとのこと
参考文献
[1] Diamond Open Access. UNESCO. https://www.unesco.org/en/diamond-open-access [2] 坂本拓. (2025, April 11). 2nd Global Summit on Diamond Open Access 参加報告. JPCOARウェブマガジン. https://magazine.jpcoar.org/news/6888f691-52f2-45cb-b8c2-24410a0dd90a [3] UNESCO. (2021). UNESCO Recommendation on Open Science. https://doi.org/10.54677/MNMH8546 [4] Arief, I. (2025, April 22). Understanding the Growth of Indonesian Journals in DOAJ. DOAJ Blog. https://blog.doaj.org/2025/04/22/understanding-the-growth-of-indonesian-journals-in-doaj/ [5] SINTA. https://sinta.kemdiktisaintek.go.id/ [6] Becerril, A., Bosman, J., Bjørnshauge, L., Frantsvåg, J. E., Kramer, B., Langlais, P.-C., Mounier, P., Proudman, V., Redhead, C., & Torny, D. (2021). OA Diamond Journals Study. Part 2: Recommendations. https://doi.org/10.5281/zenodo.4562790 [7] KOALA. https://projects.tib.eu/koala/en/ [8] Open Journals Collective. https://www.openjournalscollective.org/ [9] SCOSS. https://scoss.org/ [10] CoARA. https://www.coara.org/ [11] DORA. https://sfdora.org/ [12] Bogota Manifesto : Towards an Open, Democratic and Socially Relevant Science in Latin America and the Caribbean. (2025). https://sfdora.org/wp-content/uploads/2025/12/Bogota_Manifesto_Full.pdf [13] Latindex. https://www.latindex.org/latindex/ [14] African Journals Online. https://www.ajol.info/index.php/ajol [15] European Diamond Capacity Hub. https://edch.eu/ [16] Dias, C., Del río riande, G., & Lujano vilchis, I. (2026, January 22). Diamond and APC-Based Journals in Latin America: Sustainability in a Changing Ecosystem. DOAJ Blog. https://blog.doaj.org/2026/01/22/diamond-and-apc-based-journals-in-latin-america-sustainability-in-a-changing-ecosystem/ [17] ARK Alliance. https://arks.org/ [18] Society for promotion of horticulture. (2026, March 3). Plenary Session 2 - Reimagining Scholarly Publishing for Equity & Inclusion. YouTube. https://www.youtube.com/watch?t=3689&v=wcLqWmgeE_A [19] Ancion, Z., Arbain, A., Babini, D., Ball, J., Becerril-García, A., Borrell-Damián, L., Deschênes, M., Estrada-Medina, M. A., Farley, A., Gutam, S., Oliva Uribe, D., Rooryck, J., Saenen, B., Varoglu, Z., & Gungula, E. W. (2026). Bengaluru Roadmap and Action Plan on Diamond Open Access. https://doi.org/10.5281/zenodo.20168763 [20] Open Interview. https://openinterview.org/interviews/



