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JPCOAR10周年記念! JPCOARウェブマガジン名記事選!

JPCOARコミュニティ活性化作業部会

26/10/13

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オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)は、2026年7月27日に設立10周年を迎えました。 10周年記念企画のひとつとして、JPCOAR Community Slackでは「ウェブマガジン名記事選」を全10回にわたって紹介しました。本記事は、Slackで投稿した紹介文をまとめ、再編集したものです。 JPCOARウェブマガジンやその前身にあたる「CoCOAR:JPCOAR Newsletter」に掲載された記事の中から、10周年を迎えた今、改めて読み返したい記事をピックアップしてご紹介します。 「今読んでも学びになる記事」「当時と今との比較ができる記事」「JPCOARの歴史を振り返る記事」など、さまざまな視点で選定しました。

〈目次〉

【歴史】JPCOARウェブマガジンがスタートします!:広報・普及作業部会の11人が語る新ウェブマガの魅力

【学び】「学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針」って何?~はじめてのリポジトリ担当者の疑問~

【歴史】JPCOAR Newsletter: CoCOAR; 創刊号

【学び】OA義務化に備えてCCライセンスについて考える:横浜国立大学附属図書館での実務経験から

【比較】座談会「機関リポジトリはどこへ向かうのか?」

【学び】OA加速化くんを使ったグッズを考える会議

【歴史】汗と涙のJPCOAR新ロゴ誕生秘話

【学び】ジャーナルってどうやって作ってるんですか?

【学び】ずっと応援してた地下アイドルがメジャーデビューしちゃったような感じ

【学び】シリーズ「かたつむりの気になる国際動向」



【歴史】JPCOARウェブマガジンがスタートします!:広報・普及作業部会の11人が語る新ウェブマガの魅力

JPCOARウェブマガジンがスタートします!:広報・普及作業部会の11人が語る新ウェブマガの魅力(JPCOARウェブマガジン. 2023/10/23公開)

「JPCOARウェブマガジン」は「CoCOAR:JPCOAR Newsletter」の後継として2023年10月にスタートしました。 キャッチコピーは「オープンアクセスで世界を幸せにするウェブマガジン」。 このJPCOARウェブマガジン最初の記事では、スタート時のメンバー11名が集まり、ウェブマガジンの魅力や展望について語り合っています。 スタートから約3年が経過した今あらためて読み返すと、実際に記事化された企画のアイデアも数多く語られていました。

それぞれ実際にどんな記事になっているか、リンクからぜひご一読ください!

 

【学び】「学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針」って何?~はじめてのリポジトリ担当者の疑問~

「学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針」って何?~はじめてのリポジトリ担当者の疑問~(JPCOARウェブマガジン. 2025/2/5公開)

いよいよ本格的に始まった即時OA義務化による論文・データ等の公開。そんな今こそ読み返したい1本です。後輩さん🐦と先輩さん🐧との相談形式を通じて、担当者目線での「どうすればいいの?」に寄り添い、分かりやすく解説しています。

  • 3つの観点でスッキリ整理 「国のOA基本方針とは」「何を求められているのか」「リポジトリ担当者の対応」の3点を軸に、方針そのものの理解から、政策文書だけでは見えづらい実務対応まで、一連の流れとして整理されています。 着任したばかりの方はもちろん、自機関の状況を改めてまとめなおしたい方にもおすすめです。

  • 制度の理解から支援の実践へ 公開が求められる学術論文と根拠データ、制度開始から実際に研究成果が生まれるまでの時間差など、研究者をサポートするために理解しておきたいポイントも。 制度の概要を知るだけでなく、研究や成果物の流通そのものについての理解も深め、自機関で「誰が、何を、どのように支援するか」を考える出発点として活用できる記事です。

記事とあわせて、JPCOARウェブサイトの「オープンサイエンス関連の基本ドキュメント」もぜひご活用ください。主要な政策文書や関連資料がまとめられており、初めて学ぶ際や学内関係者へ説明する際の情報源としても役立ちます。

  

【歴史】JPCOAR Newsletter: CoCOAR; 創刊号

JPCOAR Newsletter: CoCOAR; 創刊号(CoCOAR:JPCOAR Newsletter. 2017/9/27公開)

JPCOAR10周年に原点をプレイバック! JPCOAR設立直後の熱気漂う『CoCOAR:JPCOAR Newsletter』創刊号を紹介します。 JPCOARスキーマの誕生やCoCOARロゴ決定の秘話など、今のリポジトリ基盤へとつながる歴史の第一歩が詰まった1冊です。

  • CoCOARロゴ決定の秘話と誌名に込められた思い 会員機関からの公募によって決まった誌名「CoCOAR(ココア)」の由来や、日本の伝統文様「束ね熨斗(たばねのし)」をモチーフにデザインされたロゴマークの誕生秘話を紹介。全国の機関が結束して学術情報を未来へつなぐという、当時の強い願いが込められています。

  • JPCOARスキーマ誕生へのステップ 今やリポジトリ運用に欠かせない「JPCOARスキーマ」のガイドライン案や、Junii2からの改訂背景、国際的な相互運用性を目指した技術的議論など、現在の標準基盤がどのように形作られていったのか、その出発点をたどります。

  • 全国の仲間と歩んだ初期の取り組み JAIRO Cloudの導入事例や研究データ管理(RDM)トレーニングツールの開発、各タスクフォースの活発な活動報告など、コミュニティ全体で課題に立ち向かった熱気あふれるレポートが満載です。

今改めて読み返すことで、私たちが歩んできた道のりと、これからのオープンアクセスの展望を再発見できる1冊です。ぜひリンクから創刊号の内容をご覧ください!


【学び】OA義務化に備えてCCライセンスについて考える:横浜国立大学附属図書館での実務経験から

OA義務化に備えてCCライセンスについて考える:横浜国立大学附属図書館での実務経験から(JPCOARウェブマガジン. 2024/10/15公開)

即時OA義務化対応も始まり、論文をリポジトリに登録する際にクリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CCライセンス)に出会うことも増えてきたのではないでしょうか? 本記事では、CCライセンスの基礎知識や付与するメリット、実務上の注意点について、横浜国立大学附属図書館での実務経験をもとに分かりやすく解説しています。

  • CCライセンスを付与するメリットは? リポジトリの中には、「ライセンス」が検索条件の中に入っている場合があります。そのような場合、CCライセンスがついているかどうか、ということを理由に検索してくる人がいるかもしれません。ライセンスがひとつのアクセスポイントとなり、国際的にも利用されやすくなる可能性もあります。 また、二次利用時の条件を明示でき、利用案内の簡便化にもつながる点もメリットの一つです。

  • 論文へのライセンス付与時に気を付けることは? ポリシーを調べる際に便利なツールは様々ありますが、注記が欠けているものや情報が古くなっているものが含まれていることがあります。担当者自身が、出版社ウェブサイトの著作権ポリシーに直接アクセスして内容を確認することは欠かせません。 当時の記事では触れられていませんでしたが、現在では研究データの扱いについてポリシーを公開している出版社もあります。研究データ登録依頼があった際には、論文とあわせて研究データに関するポリシーの有無も確認するとよいかもしれません。

CCライセンス、聞いたことはあるけれど説明には少し自信がない……という方は、この機会に改めて確認してみましょう!


【比較】座談会「機関リポジトリはどこへ向かうのか?」

座談会「機関リポジトリはどこへ向かうのか?」(CoCOAR:JPCOAR Newsletter. 2021/2/19公開)

当時の若手作業部会員による「リアルな本音」が詰まった座談会記事です。かつての担当者の期待や戸惑いが、現在どこまで整理され、また一方でどこに新しい希望や課題が生まれているのか。各機関の現場感覚と照らし合わせながら、これからの「向かう先」を考えるきっかけにもなる1本です。

座談会では、機関リポジトリの存在意義に関わる問いが率直に語られています。出版社版と著者版が併存するグリーンOAをどのように利用者へ説明するか、限られたリソースを何へ振り向けるかといった論点は、即時OA対応が本格化した今さらに過熱しているかもしれません。日々の登録業務をあらためて見つめ直す手掛かりになるでしょう。

現在にもつながる、今も共感できる様々な課題や苦労が語られる中で、ひときわ印象的なのは、機関リポジトリは図書館だけで運営するものなのか、大学として何を目指すのか、そして限られた人員の中ですべてを担うことが本当に最善なのか、という問いです。明快な結論を示すのではなく、研究者との小さな対話から始めるという方向性を提示している点も本記事の特色です。

何より、こうした「担当者同士ならでは」の迷いや試行錯誤を分かち合い、共に悩むことも、コミュニティが果たす大切な機能のひとつではないでしょうか。その意味では、コミュニティとしてのJPCOARを象徴した記事のひとつかもしれません。


【学び】OA加速化くんを使ったグッズを考える会議

OA加速化くんを使ったグッズを考える会議(JPCOARウェブマガジン. 2025/4/23公開)

2024年に開催され大いに盛り上がった「OA広報素材『イイネ!』祭り」で、見事1位を獲得した大分大学の公式キャラクター「OA加速化くん」。この愛らしいキャラクターを活用した広報グッズを勝手に考案してみるという、遊び心あふれる企画記事をご紹介します! 「即時OA義務化」に向けて熱く広報のアイデアを練り上げていた当時の熱気と、本格的な運用・報告段階に入った「今」の業務とを対比しながら、ぜひ業務の合間の箸休めにお楽しみください。研究者や学内を巻き込むヒントが詰まっています!

  • Slackカスタム絵文字からブロック崩しゲームまで!? Slackのリアクションで使えるカスタム絵文字や、扇風機やおもちゃを使ったクスッと笑える動画表現、さらにはWebARを用いた卓上フィギュアや「Pay Wallをぶっ壊す」ブロック崩しゲームまで、ユニークな5つのアイデアと制作秘話を公開。

  • 研究者や学内を巻き込む広報のヒント 一見ふざけているようでいて、実は「いかにして研究者や学内に興味を持ってもらうか」「オープンアクセスを身近に感じてもらうか」という広報の本質的な問いへの工夫が凝縮されています。

  • CC0素材の活用実践ケース 二次利用が可能なCC0(パブリックドメイン)素材を自機関でどう展開できるか、コミュニティのオープンな発想から生まれた実践例としても必見です。

現場で奮闘する皆さんにクスッと笑える癒やしと、次なる広報のアイデアをもたらす記事です。 ぜひ記事本編をチェックして、自機関での広報のヒントにしてみてください!


【歴史】汗と涙のJPCOAR新ロゴ誕生秘話

汗と涙のJPCOAR新ロゴ誕生秘話(JPCOARウェブマガジン. 2024/2/29公開)

JPCOARのサイト上でも見かける、鳥かごの上に一羽の鳥。2023年6月に決定したJPCOARの新ロゴマークは、きっとみなさんの中でももうすっかりおなじみでしょう。このシンプルなモノクロのデザインを考案したのは、兵庫教育大学の山下真人さんです。ロゴに込めたメッセージや制作の舞台裏についてのインタビューがこちらの記事です。

  • 「論文」のメタファーとしての鳥 最初の案では、鳥はおらず鳥かごだけだったそう。それではロゴを目にしたときに何を表しているのかすぐにはわからないということで、論文のメタファーとして鳥が登場しました。この鳥、フクロウなどの特定の種ではなく、囲われた場所から羽ばたいていくことを表現するための純粋な「ただの鳥」なんです。

  • 囲い込みの「外側」 このロゴのポイントは、鳥かごの「外側」に鳥がいることです。 実はこのロゴには「論文を囲っていてはいけない」というストレートなメッセージの裏側に、もう一つ隠されたメッセージが……本文を読んで、その答えを見つけてみてください👽

新ロゴに込められたメッセージを知ってから改めてロゴを見てみると、見え方も少し変わる……かも?


【学び】ジャーナルってどうやって作ってるんですか?

ジャーナルってどうやって作ってるんですか?(JPCOARウェブマガジン. 2025/4/21公開)

とある雑居ビルの裏手にあるという「BarOA」を舞台に、Springer Natureの浦上裕光氏とJPCOAR運営委員の鈴木雅子氏による対談が、計4回にわたって繰り広げられます。査読や編集の裏側、それぞれの立場から見たオープンサイエンス、そして共に研究者を支えるための可能性など、出版社と大学の垣根を越えて語られる、Barならではの微醺を帯びたOA茶話です。

  • 知ってる出版社の知らない裏側 編集委員、出版社、エディター、査読者などなど、学術論文出版に関わる様々な立場とそれぞれが担う役割、ご存じでしたか? 購読者、投稿者からはなかなか見えにくいジャーナル出版の舞台裏を垣間見ることができます。この知識があるとないとでは、研究者に対する支援の姿勢もきっと変わってくるのではないでしょうか。

  • ホットトピック全部盛り 研究評価と論文数、AIによる不正検知、新たな査読方式、研究データの公開とメタデータ、APCやダイヤモンドOAの持続可能性などなど、各回ホットな話題をこれでもかと巡っていきます。よく見かける話題もそうでないものも、異なる立場のざっくばらんな対話を通じて捉え直せることこそ、このシリーズの大きな魅力です。

出版社と図書館は、契約や価格交渉をめぐって向き合うだけの存在ではなく、ともに研究者を支える立場でもあります。互いの仕事や課題への理解を深めることが、新たな協働の可能性や自機関での研究支援のヒントになるかもしれません。学びと気付きに満ちた4杯を、ぜひじっくりとご賞味ください。


【学び】ずっと応援してた地下アイドルがメジャーデビューしちゃったような感じ

ずっと応援してた地下アイドルがメジャーデビューしちゃったような感じ(JPCOARウェブマガジン. 2023/10/23公開)

JPCOARのキーパーソンである運営委員会委員長の杉田茂樹氏と、広報・普及作業部会主査の野中雄司氏によるスペシャル対談の第1話です。 実は当初、編集して1回完結の記事として公開される予定でしたが、編集担当者から「これ以上カットできるところがありません!」と切実な訴えが入るほど濃密な内容に。急遽ボリュームを拡大し、全3話の連載形式でお届けすることになった話題作です。

  • エッジの効いたタイトルの真意とは? 「ずっと応援してた地下アイドルがメジャーデビューしちゃったような感じ」というエッジの効いたタイトル。草創期からリポジトリ事業に携わってきた杉田氏が、近年のオープンアクセスをめぐる国の動きや時代の変化をどう捉えているのか、その独特でリアルなタイトルの真意は本編で明かされます。

  • 「ILLという病」と図書館の存在意義 「図書館は利用者のためではなく、科学の進歩のためにある」——。かつて物議を醸した刺激的な言葉の裏にある、学術情報流通の本質や「世界平和・人類の幸福」へとつながる図書館員のアイデンティティについて熱く語り合います。

  • 熱気あふれる草創期の物語と、その先へ LANケーブルを床に這わせていたシステム管理係時代から、スティーブン・ハーナッド氏の情熱に触れた体験まで、日本のオープンアクセスが歩んできた歴史を振り返ります。

歴史の振り返りから始まったこの対談は、第2話・第3話と進むにつれて「国際化のリアル」や「学術コミュニケーションの未来」といった、より深遠で実践的なテーマへと展開していきます。 まずはそのすべての出発点となる第1話を、ぜひじっくりとお楽しみください!


【学び】シリーズ「かたつむりの気になる国際動向」

シリーズ「かたつむりの気になる国際動向」(JPCOARウェブマガジン. 連載中)

言わずと知れた、同志社大学の佐藤翔先生による大人気連載! ユーモアあふれる語り口と、実務へのヒントに満ちた深い考察で、難しそうな国際動向も身近に、そして面白く学べるシリーズです。 毎回異なる著者近況コメントも必見のこのシリーズ、選出担当者が好きすぎて1記事に絞り切れなかったため連載全体をピックアップしつつ、泣く泣く選んだ個人的おすすめ記事3組をご紹介します。

  • 「オープンアクセスメガジャーナルの逆襲(?)」&「変わりゆくオープンアクセスメガジャーナル」 まずは2年連続でアクセス数トップとなった大ヒット記事と、その後の変化を追った1本。掲載論文数などのデータを基に、従来型とは異なるメガジャーナルの成長や特集号を中心とする出版モデルを読み解き、大量・迅速出版と研究成果の質をめぐる問題へと考察を進めます。変化の速い学術出版を構造から理解したい方におすすめです。

  • 「G7±αのオープンアクセス海外動向」 各国のOA政策を紹介するだけでなく、公開データを同じ物差しで比較し、政策と実際のOA実現状況との関係を検討する大ボリュームの記事です。海外制度を日本の状況と照らし合わせ、機関リポジトリやグリーンOAが果たす役割を考えるための材料が詰まっています。

  • 「リポジトリ収録論文が『撤回』されたらどうする?」 いつ自分に起こるかもしれない、リポジトリ登録のその後を考える記事です。情報の信頼性を保つために、撤回情報をどう表示し、出版社側の更新とどう結びつけるか。公開して終わり、ではない、学術情報流通の一部としてのリポジトリのあり方、その運用やメタデータ設計などに直結する問いを投げかけます。

国際動向を追う楽しさと、明日の実務を考える視点を一緒に味わえる本シリーズを、ぜひ気になる回からお楽しみください。



いかがだったでしょうか。 10周年を機に過去の記事を読み返してみると、変わったこともあれば、今なお参考になる話題も多くありました。 今回ご紹介した記事のほかにも、JPCOARウェブマガジンやCoCOARには魅力的な記事が数多く掲載されています。ぜひ気になる記事を探してみてください。

JPCOARウェブマガジンではこれからもみなさまの興味・関心を刺激するような記事をお届けしていきます。 今後の記事もどうぞお楽しみに!



 

本記事は クリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 ライセンスの下に提供されています。
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